- ケーススタディ
South African Breweriesがエネルギー消費量比較によりMasoSine Certa 400を購入
- Certaポンプは酵母クロッピングの用途でローブポンプやピストンポンプに対して大幅にエネルギーを節約します
South African Breweries(SAB)は、Watson-Marlow Fluid Technology Solutions(WMFTS)のMasoSine Certa 400ポンプ3台を既存プロセスに追加しました。酵母クロッピング用途の一部として使用するため、SABはCertaポンプを同等のローブポンプやピストンポンプとエネルギー消費量について比較評価した後、購入判断を下しました。
南アフリカでSABが小規模に創業したのは、ヨハネスブルグの先駆者によるゴールドラッシュがあった100年以上前のことです。それ以来、SABはCastle Lagerなどのブランドを持つ南アフリカの大手企業となり、Becks、Budweiser、Corona、Stella Artoisなどの世界的に著名なブランドを所有するAB InBev Groupに属しています。
実証された成功
酵母が関わる工程でポンプを使用するプロジェクトについて問い合わせがあったため、南アフリカのWMFTSがSABを訪問しました。南アフリカではSAB ChamdorおよびRosslynなどの他の醸造所で酵母のクロッピングにCertaポンプが上手く導入されたことがあり、WMFTSはこれらのプロジェクト例をエネルギーと二酸化炭素(CO2)排出量削減の計算で補うことができ、その計算は無視しがたいものでした。その結果、SABはMasoSine Certa 400ポンプ3台を正式発注しました。
特に、Certaポンプのエネルギー効率の良いポンプ作用はSABが社内のSCADAシステムで制御しており、醸造所によるAB InBevの100+サステナビリティ目標達成に貢献します。
SABの酵母用途では粘度が2000cPであり、MasoSine Certaでは3.1kWの電力が必要です。これは、一般に6kWが必要となる同等のローブポンプやピストンポンプに対して有利です。
SABに提示したエネルギー節約はポンプを1日4時間、週7日運転した場合に基づいており、この数値はもちろん変動します。エネルギーは1kWh当たり€0.15の価格で計算しました。したがって、年間(50週)電気料金はCerta 400ポンプで€651、競合ポンプで€1,260であり、ポンプ1台当たりの年間節約額は€609となります。
CO2排出量の結果も同様に素晴らしく、ローブポンプやピストンポンプの5,082kgに対し、Certaポンプではわずか2,625.7kgでした。
「SABの酵母用途では粘度が2000cPであり、MasoSine Certaでは3.1kWの電力が必要です。これは、一般に6kWが必要となる同等のローブポンプやピストンポンプに対して有利です」
クリーンな技術
SABはMasoSine Certaポンプから他の多くの利点も得られます。
- 定置洗浄(CIP)サイクルと洗浄剤の削減が所有コストをさらに低下します。
- Certaポンプは実質的に脈動がほとんどなく、補助ダンパーを必要としません。さらに、低せん断移送が空気混入と泡立ちを防止し、原材料のロスをほぼゼロにします。